生命保険の本質【相互扶助】
こんにちは。
本日は生命保険の本質についてお話ししたいと思います。
生命保険と聞くと、お金がかかることであり、
人の不幸が関わることから、ネガティブなイメージを持たれる方も少なくないと思います。
保険を好き嫌いは別として、
生命保険がどのような経緯で誕生したのか、
お伝えしたいと思います。
【生命保険の起源】
〈中世ヨーロッパ〉
◆商人たちの同業者組合「ギルド」
◆組合員の経済的マイナスを組合全体で分担
〈17世紀のイギリス〉
◆教会の牧師たちの組合
◆万が一の際に遺族へ生活資金を出すための
保険料を出し合う制度が開始。
・全員が同じ金額の保険料支払い
・若い人よりも年をとった人の方がお金を
もらえる可能性が高く不公平
・組合はほどなくして解散
〈1762年イギリスで生命保険会社設立〉
◆ジェームス・ドドソン(数学者)によって、
公平な保険料分担の方法が発見され、
生命保険会社が設立される。
〈1881年に日本で生命保険会社設立〉
◆福沢諭吉による「西洋旅案内」で初めて
生命保険が紹介され、生命保険会社
生命保険は助け合いの精神から生まれたということをご理解いただけたかと思います。
この精神を【相互扶助】といいます。
生命保険会社はもちろん営利企業ですので、
助け合いの精神だけではなく、利益を生み出す必要があります。
そのことを踏まえたうえで、ご自身にとって必要だと思う保険をファイナンシャルプランナーに相談することをおすすめいたします。